マーク・グリーンが…(´；ω；`) - かもめの家族アレルギーっ子の兄ちゃんとお転婆妹との日々。

こんにちは。かもめです。

マーク・グリーンが死んでしまいました。

何のこっちゃって感じですよね(^^;)

急に海外ドラマの話ですが、よろしければお付き合い下さいm(_ _)m

アメリカの昔の医療ドラマ『ER』ってご存知ですか？

シーズン15まで続いた大ヒット作で、日本でも1996年〜2011年まで放送されました。

リアルタイムで観た方もかなりいるんじゃないかと思います。

江口洋介主演の『救命病棟24時』もER を参考に（パクリ疑惑も(^^;)）作られたと言われています。

この『ER 』、現在BSの258chのDlifeで再放送されていて、シーズン1からずっと通して観ています。

1シーズン平均22話の15シーズン、全部で331話あるみたいです。

Dlifeで前は週5、現在は週3で放送されているのですが、他にも観ているドラマがあるのでなかなかハードなスケジュールです。笑

昔のドラマに何を今更と思われるでしょうが、一応以下ネタバレありなので今観ている方、これから観ようと思われる方は気をつけて下さいね。

現在シーズン8まで来ていて、観ていた方はわかると思いますが、シーズン8は1話から主役だったマーク・グリーンが脳腫瘍で亡くなるシーズンなんです。

マークが亡くなった第21回「託す思い」が素晴らしくて、色々考えさせられました。

一度は手術で良くなった病気が再発して、余命数ヶ月と宣告されてしまったマーク。

前妻との娘レイチェルは反抗期、同じ職場の外科医である妻コーディとの娘はまだ赤ちゃん。

死ぬに死ねないですよね(T_T)

余命が少しばかり延びるだけの辛い治療は辞め、子供の頃の思い出の地ハワイでしばらく娘と過ごします。

マーク自身の子供の頃の話、若い頃は父（レイチェルの祖父）が嫌いだった話、近所の犬の話、レイチェルの小さい頃の話。

マークの思い出話を聞かされる娘はイライラ、というか辛そう。

まだ14歳なのに、親が着々と死ぬ準備をしているのを見るのはそりゃ辛いですよね。

レイチェルはクスリを酒で流し込んだり、マークに反抗してばかり。

てか酒でクスリってやばくない？タバコも吸ってたし、反抗期どころの話じゃないような…アメリカではそんなもんなのかな。

マークはレイチェルにもう自分は死が近いこと、今まで良い父親ではなかったこと、レイチェルが道を踏み外しても自分は何もしてやれないことなど、気持ちをまっすぐにぶつけますが、やっぱりレイチェルは受け入れられません。

妻コーディが遅れてハワイにやってきて、レイチェルの態度をみて2人になった時に諭します。

「マークとの時間は本当にあと少しなのに、素直にならなければあなたは一生後悔する。」

14歳で父の死を受け止めなければならないレイチェルの気持ちも勿論わかるし、本当は最後まで治療を受けて欲しいのにマークの気持ちを尊重して何も言わないコーディの辛さもわかります。

家族が余命宣告されて、弱っていく姿を側で見ているしかないのと、さよならもありがとうも言えずに突然死なれてしまうのとどちらが辛いんでしょう。

比べるものではないのでしょうが、考えてしまいました。

半身不随になったマークに、レイチェルは昔マークがよく歌ってくれた、オズの魔法使いのOver the Rainbowを聞かせてあげます。

オズの魔法使い、私が好きな映画ベスト3にはいるんですが、ドロシーが歌うその曲は「青い鳥のように虹の向こうの素敵なところに自由に行きたいわ〜」みたいなイメージだったのですが、マークが聞いているシーンでは、弱っているマークに対して「痛みから解放されて安らかに天国に行けるよ」みたいなメッセージの様な気がして泣けました。

その後マークはレイチェルに、「寛大な心を持ちなさい。決して泣いてはいけないよ。」と言い、レイチェルはわかったと言いました。

その後マークは静かに亡くなりました。

葬儀の間レイチェルはマークに言われたように泣かずにいました。

最後にレイチェルは、「お前は小さい頃風船が好きで、渡すとすぐに空に放ってしまっていた」とマークに言われていたのと同じように風船を空に放ちました。

マークに自分はもう大丈夫と言っているかの様でした。

なんか超語ってしまいました。

恥ずかしい。

久し振りに酷く泣きました。

話数も多いので本当にマークの人柄や生き様が丁寧に描かれていたので、親しい人が亡くなったように悲しかったです。

マークが亡くなったのがショック過ぎて、マークを演じた俳優さんは今どうしているのか調べてみました。

画像を見たら、あれっ、羊たちの沈黙の人⁉︎

あ、間違えた。